あなたには好きなお笑い芸人さんはいますか?
笑いのツボというのは千差万別で誰もが100%笑える芸人さんは存在しないと思われます。
僕(必死のパッチ)はブラックマヨネーズ(以下:ブラマヨ)が世界で一番面白いと思っているのですが、そのきっかけになったのは約15年程前にABCラジオ「ブラックマヨネーズのずぼりらじお」(以下:ずぼりらじお)という番組を聴いていたことからです。
当時中学生だったので夜の受験勉強中には同じくABCラジオの「ミュージックパラダイス」という音楽番組を月〜土まで聴き、日曜日は「ずぼりらじお」を聴くという一週間を送っていました。(関西地区のマイナーな話で申し訳ない)
今回はブラマヨさんを愛する僕が彼らの魅力と伝説の番組「ブラックマヨネーズのずぼりらじお」の魅力を語りたいと思います。
ブラックマヨネーズの評価は?彼らの何が面白いのか教えます!
まずブラマヨさんのファンの方ならわかると思うのですが小杉さんと吉田さんは2人で話している時が一番面白いのです。
2008〜2010年頃からバラエティ番組のひな壇に多く登場していたブラマヨさんですが正直周りの芸人さんが彼らをイジっても個性を生かしきれてないのです。ブラマヨの2人は何故か昔から先輩芸人の前では本領発揮できないのです…(特に吉田さんは真面目なので顕著)
本人たちもそれは自覚しているようでコンビで活動している時が一番面白いと度々発言しています。
明日❗️関西のみんな‼️絶対やで✨
ブラックマヨネーズの変わらぬ誓い「その場で面白いことをすることだけ」(https://t.co/EKzDAH6qkw) – Yahoo!ニュース https://t.co/FCDiLkID4S @YahooNewsTopics— ブラマヨ小杉-GYM公式アカウント (@kosugilive) 2018年5月4日
あのビートたけしさんも「失礼な言い方だけど、メインがいて、横にいてサポートするのは巧えなあと思う」と評価されたようなのですが、
違うんですよ!
ブラマヨさんが評価されるのはファンとして嬉しいのですが彼らの一番の魅力は2人だけでのフリートークです!
M−1グランプリの王者なので漫才の面白さは言うまでもないのですが彼らの漫才の根本はフリートークの延長線上だと思っています。
キャラを演じることなく素の性格に近い状況で進んでいく彼らの漫才は「ずぼりらじお」で毎週話していた話そのままなのです。
「ブラックマヨネーズのずぼりらじお」とは
関西地区で放送されていた1時間(初期は30分)のラジオ番組で、冒頭のフリートークから始まりいくつかコーナーを進めていく構成なのですが基本的にはずっとフリートークをしている感じです。
お互いにいくつかのコーナーを担当しており「吉田のずぼり(新)党」というコーナーは吉田さんが党首となり政策(基本的に下ネタ)を発表するのですが「アメトーーク」や「ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!」で見られた吉田さんのひねくれ意見で世間と戦う構図の原点だと思います。
「小杉式ナイスガイ」という番組のトリを務めるコーナーでは小杉さんが「ナイスガイ」を目指すべくリスナーが考えたナイスガイ(おバカ)なミッションをこなしていくというものです。僕は現在までこれを超える企画は見たことなく人生で一番笑ったと思います。
小杉さんの「ハゲキャラ」、吉田さんの「ブツブツキャラ」が確率されたのもちょうどこの時期です。
自画像を、右手と左手でひとつずつ書いた。俺は今酔うてると思うけど、左手で書いた方は少し父親に似ている。これ見ながらもっと酒飲めると思ったけど、飲めて3分やな。 pic.twitter.com/RL82Dm7qf1
— ブラマヨ吉田 (@bmyoshida) 2018年9月5日
当時からお互いのコンプレックスをネタにはするのですが2人とも若かったためか時々本気でキレて喧嘩になることもありました 笑(ほとんど吉田さんが小杉さんに偏った意見を言って喧嘩になる)
小杉さんは書けますかというリプがあったので右手と左手で書いてみました。左の方を見ながら5分飲めるね。 pic.twitter.com/kGBtW1u95f
— ブラマヨ吉田 (@bmyoshida) 2018年9月5日
番組を担当していた作家の徳大寺さんとディレクターの藤井さんからのドSなムチャぶりも彼らの本当の面白さを引き出してくれたと思います。現在はどうされているのでしょうかね。
2005年の「ずぼりらじお」が終了した後にブラマヨさんはM−1グランプリの王者になって全国区になっていくのですが、2002年の段階で既に彼らのトーク力は完成していたのです。
※某動画投稿サイトで今でも視聴できるので興味がある方はそちらで聴いてみてください。
ブラックマヨネーズはテレビ露出が減った?
時々ブラマヨさんに対する意見として聞くのが「テレビで見なくなった」というものです。
確かに人気バラエティーのひな壇に登場していた頃と比べると出演は減ったと思います。しかし人気や実力が落ちて出なくなったのではなくこれは彼らの考えがあってのことなのです。
ブラマヨが語る若手時代の地獄「あの頃には戻りたくない」 | ORICON NEWS https://t.co/OC5wBvXvve
— ブラマヨ吉田 (@bmyoshida) 2018年7月2日
もともとブラマヨさんの根本にあるのは「テレビタレント(芸人)」ではなく「漫才師」なのです。「漫才師が空いた時間にテレビ出る」というのが理想ということです。
当時「はねるのトびら」等で全国的な人気を得てアイドル芸人的な扱いをされていた「キングコングさん」が2007年にM−1グランプリ決勝に出場した時も「俺たちは漫才師だ!」と言っていたのが印象的でした。
ロンブー淳さんもそうなのですがいくらテレビで売れても彼ら芸人には「舞台のお笑い」が本質にあるみたいですね。
まとめ
テレビに専念すればいわゆる「お笑いの天下を穫れる」ポジションを狙えると言われているブラックマヨネーズ。
しかし彼らは昔からマイペース。仕事のペースは落としても自分たちのスタンスは変えないところがブラマヨさんらしいですね。
コンビ仲も良く芸人さんの間では「東のバナナマン」、西の「ブラマヨ」と高評価されているのが納得です。
個人的な理想としては将来的には今の「ウッチャンナンチャンさん」と「ダウンタウンさん」みたいになっているといいなと思っています。
あと「ずぼりらじお」が復活してほしいな。
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