Sponsored Link

【プリズンブレイク】ベリックの最後が心わしづかみな理由

今更ながら「プリズン・ブレイク」をアマゾンプライムビデオで視聴したら、ドンハマりしてしまったので今回の記事では、レビュー記事を書きたいと思う。

しかし、シーズン1からシーズン4を制覇するにあたって、あまりにもいろんな出来事があったので今回は一つに要点を絞ろうと思う!

それは、僕がプリズンブレイクで一番印象に残った

シーズン4の”ベリック・ブラッドの最後”についてだ。

あれは完全に心が打たれまくった。

サノ発電機
ずるいよ、ベリック。。。

おそらく僕以外でもベリックの最後に、心わしづかみにされた視聴者もいると思うので、その理由について自分なりに考えてみた。(以下、ネタバレ)

Sponsored Link

プリズン・ブレイクのベリックの役割

ベリックは確実にストーリーを盛り上げるために必要なキャラクターだった。

ぶっちゃけシーズン1で消えるのかなくらいに思っていたけど、なんだかんだでシーズン4まで生き残った。

ただ、ベリックのキャラはシーズンを追う毎に変化していく。

シーズン1のベリック

シーズン1のベリックはフォックスリバー刑務所の刑務長であり、その権威をフルに活用して違法行為を繰り返していた。

もちろん囚人たちからも嫌われているし、視聴者からの好感度も低い人物だったことは間違いない。

脱獄を試みるマイケルが正義としたらベリックは必要悪の存在だろう。

個人的にはマザコン感があったのも、視聴者から支持を得づらくした演出なのかとも思った。

シーズン2のベリック

シーズン2では刑務所内での不正がバレて仕事をクビになり脱獄したマイケルを追う立場になる。

ここでのベリックは、まるでルパンを追う銭形のとっつあんの関係に近いような気もした。

サノ発電機
「待てぇ~ルパ~ン!」とか言いそう

ベリックは懸賞金目当てでマイケルを捕らえようとしていたわけだが、彼の役割としてはシーズン2のストーリーの主軸であるマホーン捜査官の追跡と、境界を越えようとするマイケル一行のバトルにスパイスを加ることのように思えた。

シーズン1の時は刑務官としての理性が働いていた分、そシーズン2ではたかが外れて欲が強まったように思う。

制服を脱いだ途端、全体的に汚らしいおっさんという印象のままだ。

サノ発電機
若干太った気もするよね

ただ、

ベリックが逮捕されてフォックスリバーの刑務所に入ったときは人生の大逆転ぷりにめちゃくちゃスカッとしたぜ!!

シーズン3のベリック

SONAに収監されたマイケルだったが、運悪くベリックも収監されてしまう。

シーズン2の一番最後で床を這っているベリックの姿を見た時には、とてもいたたまれない気持ちになった。

シーズン3のSONA刑務所内のベリックは刑務長だったころの面影はゼロ。どうしようもなくダサい人間だと感じた人も多いだろう。

ただ絶対に負け試合と誰もが思ったあの決闘に勝ったあたりから、

サノ発電機
あ、ベリックって生き続けるキャラなのか。

そんなことを思っていた。

だから一応プリズン・ブレイクのレギュラーメンバーなんだという確信するためのシーズン3かなと。

正直シーズン3ではマイケルたちの役に立つこともなく、終いには脱獄失敗して刑務官にボコボコにされてしまう。

サノ発電機
「もうかわいそうだからやめたげて!」と言いたくなった

シーズン4のベリック

さあ、問題のシーズン4。

まさかここでベリックが組織と戦うメンバーに選ばれると思わなかったけど、なんだかんだティーバッグやスクレとの関係に小さな友情が芽生えていた。

今思えばこのへんから伏線の回収が始まっているようにも思えた。

実際SONA刑務所が崩壊したときにスクレを救ってくれたエピソードだったり、マイケルに脱獄の協力を助けたりと人間的な部分が出始めていたので、まあ仲間に加わるのはいち視聴者的な意見を言うと「まあいいんじゃね?」くらいの感覚だった。

しかし、シーズン4では今までの必要悪を挽回するかのようにどんどん良いやつキャラに変わっていった。

それはリンカーンとの会話でも感じたけど、決定的だったのはベリックのことをブラッドとみんなが呼ぶようになっていったこと。

つまり、次第にメンバーの中でベリックが愛されキャラに変わっていったのだ。

そして例の下水道のシーン。

あれみて思ったのはこのシーンのためにベリックが生きてきたんじゃないかということだった。

ベリックの最後が僕たちの心わしづかみにした理由

僕がシーズン4まで視聴してベリックについて思ったことは、ベリックの最後についてはシーズン1からシーズン3までが大きなフリになったということ。

いままで大して役に立ったことをしてこなかったベリック。というか邪魔しかしてなかった。

そんな人間が仲間のために自分の命を犠牲にする行為をしたこと。

ここが心の締め付けポイントだ!!

いや、なんとなくこれまで数多くの命が亡くなってきたプリズン・ブレイクだからシーズン4でも絶対にこのメンバーの誰かそうなるんだろうなとは思ってたよ!

でもさ、なんでベリックなのよ!

こんなんずるいよ!!

泣くやん!!!

泣くに決まってるやん!!!!

役立たずが役に立つのはストーリーを面白くするための鉄板なんだけど、一番最後にそれやったらそりゃ心わしづかみにされますわ。

あと、最後リンカーンが「ブラッドーーーーーーーーーーー!!!!!」って叫んでるのも大きい。

実際プリズン・ブレイクではリンカーンとスクレはかなり情に厚いキャラなのでそこもグッと来たし、あのティーバッグも涙したのは感動的だった。

まとめ

以上がプリズン・ブレイクのベリック・ブラッドの最後についての僕なりの感想だ。

あの下水道のシーンがあったおかげで長いことプリズン・ブレイクを観てきてよかったと思えた。

あ、それと似てる事言うとシーズン4で捕まってしまったマホーンを全員で助けるのも感動ポイントだったな。

とにかく「フリが大きすぎてオチ辛すぎ!」と個人的には思っている。ありがとう。

プリズンブレイクでティーバッグがポケットを握らせてる意味って何なの?

Sponsored Link

1 個のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    ABOUTこの記事をかいた人

    『おもしろメディアクリエイター』元地下芸人。映像制作をやる。Webサイト制作もやる。コンサルタントもやる。 そして、ライターもやる。 「難しいことはわかりやすく、わかりやすいことは面白く、面白いことは深く」がモットー