WEBサイト運営をしていると、お問い合わせからさまざまな営業メールが届く。
そのアプローチの仕方はいろいろあるが、相手側は何らかのメリットが見込めると判断した上でこちらにメールをくれているわけだ。
そこで今回は、つい最近来た営業メールがなかなかおもしろい内容だったので、それを文例として勝手に添削していこうと思う!
実際に来た営業メール文例

こちらが実際に来たメールだ。
わりと長い文章を送ってきていただいている。
この文例を誠に勝手なが添削するとこうなる↓


タイトル名が無い
まずタイトルが無いというのは如何なものかと思う。
こちらのメールを開封する労力を考えたら、タイトルである程度本文で書かれている内容がわかるようなライティングをすると、心理的ストレスは無くなるだろう。

テンプレ文章
次に下記の
KUZNEWS
のブログ主さん、はじめまして!
~
こちらのブログを拝見させていただいて
の文章がめちゃくちゃテンプレ感漂っている!

テンプレを否定するつもりはないが、こっちはライターとして文章を扱うシゴトをしているので、そういうとこ敏感なのだ。
あと、「いきなりメッセージを送ってしまい、申し訳ございません。」ってやつだが、いきなりメッセージを送ることを申し訳なく思っているならタイトルでどういった趣旨のメールか書いて欲しい。
記事を褒める
営業テクニックとしては、まず相手を褒めるのは常套手段である。
それはブログサイトである場合、記事を褒めるのが一番信用を得るのに効果的だ。
事実この方はしっかり褒めてくれている。ちなみに褒められているのはこの記事↓

なので、ここの部分については交渉がうまいなと感じた。
向こうの条件だけを押し付けてくる業者の方もいらっしゃるので…(汗)
本題が唐突すぎる
一通り褒めたあとに、唐突に本題に入っているが早すぎる。
こちらとしてはちょっと褒められたからと行って、それだけで相手を信用するほどアホではない。
信頼関係を構築する前段階でいきなりセールスっぽい雰囲気を出すのは早い。

決めつけが過ぎる
ここからはもうセールス文章のパートになっているためこっちの気持ちが置いてけぼりだ。

という承認欲求には応えてもらえず、またテンプレ感漂う文章が続く。それになぜかブログにアクセスが集まっていないことを前提に話が進んでいる。
商品の紹介(ベネフィット提供)
あとは自分のサイトに誘導するためにこちらの得になるような情報を書いている。

思うこと
個人的にはこのような営業メールで利益が出るのであればどんどん仕掛けていけばいいと思う。
その際は僕らのような大手メディアサイトではない、個人でサイト運営をしている層をターゲットにしたほうがいいので、その狙いは悪くないだろう。
ただ、今回偉そうに辛口で添削などしてみたが、なぜこんなことをしたかというとうぜぇからである(笑)
その苛立ちをエンタメに昇華させるために今回ネタにさせてもらった。ありがとう。
結論
記事を褒められるのは嬉しい