ふとこの前気になって一ヶ月の食費の平均額を調べていたら、とあるサイトで一人暮らしの場合
約2.7万円かかると書かれていた。
僕も23歳から30歳くらいまでは食費に2万円くらいしかかけていなかったので、この結果はとても納得できる。
しかし、30過ぎてから20代の頃と同じ食生活をしているといい加減、健康的な部分でカラダにガタがくるものだ。

なので一ヶ月の食費を6万円にしてみた。
すると、とんでもないことに気付いたので今回はその体験を紹介して行こうと思う。
一ヶ月の食費2万円の食生活

その前にまず食費一ヶ月2万円時代の僕の食生活を紹介しよう。
食生活と言ってもいたってシンプルだ。
- 白米
- お惣菜
以上!

いや、続けるしか選択肢がなかったのだ。
おそらく自炊とかする人はいろいろ献立に工夫があるかもしれない。
けれど僕は料理を一切しないため、米だけ炊いてあとは米に合うお惣菜を購入し、自宅で食する生活をずっと続けてきたのだ。

これや!!!


そう、僕の中で白米と合う最も安いお惣菜はファミマのつくねで確定している。
なので「米とファミマのつくね」はレギュラーメニューだった。

一ヶ月の食費6万円の食生活

しかし、ファミマのつくねばかり食べ続ける生活は決して健康に良いとは言えない。(おいしいけど)
僕は食生活を改めて、食費を月6万円まで使っていいというルールにした。
つまり、1日2,000円はゴハン代にあてられるということだ。

一体どんなものを食べているかというと
これや!!!


そう、弁当が食べられるようになったのだ。
「もっといいもの食えるだろ!」と思われる方いるだろう。しかし、実際1日2,000円だと一回の食費は700円前後。そんなに贅沢は出来ない。
だから僕は弁当にサラダ(100円)と味噌汁(100円)をつけて、そこそこまともな食生活で毎朝過ごしている。

食費6万円にしてわかったこと
この記事を読んで「食費に6万も出せるかよ!」と思う方もいるだろう。昔も僕はそう思っていた。
しかしそこに価値をおくことで得られた、大切な3つの気づきをここで紹介させて欲しい。
時間に余裕ができた

食費2万円のときの食事はベースとして米を炊くという作業が発生していた。
これはつまり米を研いで炊飯器のスイッチをONにしてから30分~1時間を費やしてしまうことになる。
さらに、食事が終わった後に洗い物もしなければならない。
しかし、米を炊かずに外食またはテイクアウトで済ませるとそこにかけてた時間が消滅する。

いや、これを毎日積み重ねていくとかなりの時間損失だ。
『腹減る→買う→食う→仕事する』
ここに待つ時間が不要なのでストレスはかなり減るそ!!
行動範囲が広がった

食費2万のときは外食をすることが殆どなかったため、マジでお店というお店を知らなかった。

だから今までは、外出先で空腹だったとしても家に帰るまで我慢してたけど、1日2,000円使えれば出先で食べられるし、外食だけで1日の食事を完結させることもできる。
そしてOLみたいに、『今日どこで御飯食べよっかな~』みたいなノリの日も生まれたり。

そうやって視野を広げてみると、世の中には飲食店が山のようにある。もちろん、そんなことは知っていたけど当時は別に自分とは関係のない話だったので気にもとめなかったのだ。
でも今はそこに行けるので、一つのリミッターが外れた感ある。
悩むストレスがなくなった

正直月2万の食費だと、105円のおにぎりか120円のおにぎりかでバカみたいに悩むことがバカみたいにあった。
結局は街で一番安いスーパーに行き、タイムセールのやっている時間を狙って半額の値段でおにぎりを買う日々だ。
これがなくなる時点でムダな時間はなくなっているけど、僅かな金額差で悩む時間もなくなったので、脳のエネルギー消費を防ぐことが出来ている。

1回の食事で700円前後使えると、コンビニなどで買う場合大体その値段でおさまる。
だから特に値段で悩むことがないので、食べたいものを食べられる日々を送れるということだ。

食費はケチらない
僕が若い頃、どっかのおっさんが「食費はケチるなよ」と言っていて、当時は全く意味がわからなかった。
しかし、今になってみると自分のカラダに入れるものを粗末なものにし続けるとたしかにボロボロになることがわかったので、まともな食事ができるくらいにはお金はかけたほうが、人生が充実するといういことが僕の行き着いた答えである。
ただ、食費にお金をかけたことで発生する唯一のデメリットを言い忘れていたので、それを言って終わりにしよう。
デメリット、それは
太ることだ。
