お盆や年末年始、またはゴールデンウィークに地元に帰省する人は多い。
帰省する理由は、「親戚が集まるから」とか「親や祖父母に顔をみせるため」とか「墓参り」とか家の事情がメインであると思う。
しかし、それはあくまできっかけであって、世の中には地元に帰ったら必ず「地元の友達」に会うという人もいる。というかたくさんいる。僕もそうだった。
中学校、高校と仲良かった友達と卒業後離れ離れになっていたのであれば、帰省したタイミングで会うというのは、ごく自然な流れだろう。
けど、
けど、けどっ!
みんながみんな地元の友達に会いたいわけではないし、僕のように昔は会いたくて会ってたけど30歳に近づくに連れて別に会いたい欲が薄くなってくる人もいる。
今回はそんな、地元の友達に会いたくない人の心理を紐解いてみた!
地元の友達に会いたくない人の心理
今回は2つのパターンの立場で考えてみた。
それは、
- もとから地元の友達に会いたくない人
- いい加減地元の友達に会いたくない人
である。
冒頭で話したように高校卒業後に、地元の友達と関わりを持ちたくなかったという勢いの人のキモチと、僕のような最初は会いたかったけど歳を重ねて会いたくなくなったという人のキモチは変わってくる。
そのへんを分けて考えてみたぞ!
もとから地元の友達に会いたくない人の心理

もとから地元の友達と会いたくない人は、僕が大学時代の友人がまさにそうだった。
お盆の帰省時期になり会話してみたらこんな返しが帰ってきた




どっかのバンドマンの歌詞に出てきそうなフレーズをサラッと言う男だった。
ただ、キモチはわからなくもない。
僕自身も実は18歳で地元を離れてから20歳までは極力地元の友達には会いたい派だった。
なぜなら、「あのときより変わったんだぜオレ」をどうにかして演出したかったからだ。

しかし、自分の過去を完全に消し去りたい人は、このまま一生過去を知る人物には会いたくないと思っている。
このタイプの人は地元での交友関係に闇を抱えていたり、あまりよい思い出がないことが多い。
それに地元の友達といえばスクールカーストが出来上がっているので、どんなに地元を離れて生まれ変わった自分がいたとしても、そいつらに会ったが最後!!
あの時のイメージのまま人間関係が構築されてしまう。
それが嫌なんだよね。
もとから地元の友達に会いたくない人はそういう枠から開放されたくて出ている人が多い。
せっかく開放されたのにわざわざ会う必要もないじゃん。


いい加減地元の友達に会いたくない人

次にいい加減地元の友達に会いたくない人の心理だ。
これは今の僕がまさにその感じなんだけど、地元を離れた当初はイキがって避けてたけれど、なんかもうそういうのどうでもよくなって、年に2回のお盆と正月は帰省のタイミングで地元の友達と会うようにしていた。
しかし、5年くらいそれをやっててあることに気付いた。
毎回会っても同じ話しかしてないということに。
そうなのだ、会うメンバーは基本的に決まっている。そのメンバーと居酒屋に集まって交わす会話なんて










この手の話のくだり多すぎ!!
当たり前だけど、年をとるとみんな結婚とかして子どもが生まれて家庭を築いていく。
だから自然とテーマも誰かの結婚、出産にはじまり家の話がメインになってくる。でもそれが自分の話ならまだよい。
実際はほとんどが誰かの話であることのほうが多いのだ。
正直これを半年に1回やるのに飽きてきた。
だからいい加減会うのいいかなと僕は思い始めた口である。別に会うことを否定しているわけでは全然なくて、3年に1度会えばいいんじゃね?って感じだし、3年間あえなくても別に6年後でもいいという感覚になる。
ていうかこの間に誰かの結婚式が開催されて、強制的に直面するのでわざわざ地元に帰省したときに時間を作って会う必要もないかなという感じだ。
だから会いたくないっていうか、会わなくてもいっかな←がこの場合は心理的に正しいのかも知れない。
楽しめるほうを選ぼう
湘南乃風というアーティストがいる。
彼らは地元の友達をとても大切にする歌を歌っている。そこに感銘を受けている人はきっとリアルに地元の友達と会って楽しいひとときを過ごしていると思う。
それはそれで全然いいと思う。
けれど世の中にはもっとそのへんドライな感覚でいるやつがいるということを知ってほしい。
昔の友情も大切だけど新しい人間関係を気持ちよく築いていくことに目を向けていきたい。今の僕はそう思う。