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【実話】インフルエンザの異常行動で死にかけた話

インフルエンザ,異常行動,症状,病気,心理状況

2019年1月22日東京メトロ・中目黒駅で女性がホーム下に転落し電車の下に挟まれて死亡したニュースがありました。

女性は「インフルエンザかもしれない」と家族に漏らしていたというが数日の休みを取ってこの日は会社に出勤途中だったということです。

この事件は事故や自殺などの原因が考えられているのですがインフルエンザが影響した可能性もあると報じられています。

そして僕も過去にインフルエンザにかかった際に通常では考えられない心理状況になったことがあります。

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自殺未遂?インフルエンザによる謎の行動

厚生労働省の報告によると昨シーズンのインフルエンザ患者の異常行動は95件ありその中でタミフル等の治療薬を服用していた人は79件、「薬を使っていないケース」が16件でした。

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写真はイメージです

そもそも異常行動って何?ということなのですが一般的にはインフルエンザ脳症と呼ばれています。

厚生労働省が発表している「インフルエンザ脳症ガイドライン」ではインフルエンザ脳症の定義として急性発症の意識障害を主徴とする症候群(意識障害、けいれん、異常言動・行動)をあげています。

異常行動の例としては、

・突然立ち上がって部屋から出ようとする
・興奮して窓を空けてベランダに出て、飛び降りようとする
・人に襲われる感覚を覚え、外に走り出す
・突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする
・自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない
・変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る

第一三共株式会社「インフルニュースより」

以上のような行動が未成年者に多く見られるということです。

僕が体験した実例

僕も中学生であった14才の頃に上記ような異常行動をとった経験があります。その時の状況を簡単に説明すると

インフルエンザで療養中の深夜に突然目が覚める(汗だく)

何かヤバいことをしてしまったという強い罪悪感に陥り死ななければならないという感情に襲われる

発狂(ギャーッアァ!)

トイレに駆け込み1時間ほど号泣

飛び降りを試みるが我に返る

という流れでした。

自殺しようと思ってベランダに出た時に当時住んでいたマンションの21階からの高さに怖じ気付きようやく冷静になったことで命拾いしたました(ちなみにこの時は治療薬等は一切使用していない)

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写真はイメージです

一番恐ろしいのはこの症状に陥っている間は「自分は今すぐ死ななければいけない」と思い込んでしまうことです。理由は一切分からないし心当たりもないのにです。

しかし次の日の朝には何事もなかったかのようなに通常の心理状態に戻っていて「昨夜は何であんな感情になったのだろうか?」と思ってしまうほど我に帰っていました。今振り返ってみてもあれは不思議な経験です。

僕はあと一歩のところで助かったのですが、あの心理状況に陥った状態であれば勢いで飛び降りてしまう人がいることは全然不思議ではありません。

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